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保険の見直し-既婚者妻子持ちの場合 
2006.05.21.Sun / 23:48 
前回は独身のサラリーマンが必要な保険について書きましたが、今回は次に結婚されて小さなお子さんがいる家庭についての保険をご紹介したいと思います。

医療保険については独身の場合と余り変わらないので割愛し、死亡保険についてご説明します。

結婚されていてお子さんがいる方が良く考えるのが、自分が死んだら妻と子供が路頭に迷うから、保険金を沢山かけておかないといけないという誤解です。

確かにたくさんお金を残してあげられればいいですが、そのために今の生活を犠牲にして意味があるのでしょうか?

それよりも今の生活をエンジョイして、死亡というリスクのために最低限必要なお金を遺族に残すと考えた方が合理的だと私は思います。(遺族に残してあげられるのはお金だけじゃないですからね。)

さて、誤解の1つ目ですが案外「遺族年金」という制度を知らない方が多いのです。

遺族年金」とは、国民年金または厚生年金(共済年金)に加入している人が死亡した場合、お子さんが18歳になるまで毎年保険金が支払われるのです。

少し計算が複雑なので詳細はこちらを参照頂きたいのですが、一番少ない国民年金加入者でも毎年100万円以上は支払われるのです。
*厚生年金(共済年金)は上記にプラスして遺族厚生(共済)年金が上乗せされます。

誤解の2つ目が妻の生活費まで全て保険でまかなおうと思っている事です。

奥さんが高齢ならともかく、小さなお子さんがいる20代後半?30代後半であれば、万が一ご主人が亡くなっても働くことができますし、再婚することも考えられます。

本来万が一死亡した時に必要な保険金は以下の計算式になるはずですが、大抵の保険のおばちゃんは上記2点を考慮せずに、「6,000万円程度の保険には入っておいた方がいいですよ!」なんてことを平気で言います。

ちゃんと計算するのであれば、ご自身が亡くなった後の以下を計算すれば必要額は算出出来ます。

■出て行くお金
・お子さんが成人するまでの生活費、教育費の総額
・奥さんが働く、または再婚するまでの生活費、固定費(車の維持費、固定資産税等)
*住宅ローンの場合は通常死亡時に保険で全額返済されるので、ローン返済はそこで終わるので考えなくても良いです。
また、奥さんが再婚する場合にはお子さんの教育費等は不要と思われますが、再婚するか分からないので父親の責任としてこれくらいは残してあげたいところです。


■入ってくるお金
・遺族年金
・祖父母等の援助
 これについては余り乗り気がしない方もいると思いますが、万が一の時には頼った方がよいです。
・預貯金

上記の「出ていくお金」?「入ってくるお金」のマイナス分が必要な死亡保険の額になります。

お子さん1人の場合で2,000万円前後、2人の場合でも3,000万円前後ではないかと思います。

こうやってドライに考えると「家族を愛していないんじゃないか!」と思われる人がいるかもしれませんが、あくまで万が一の場合のことなので、先程書いた通り今の生活を犠牲にするよりは、浮いたお金で今の生活を有意義に過ごした方がいいと私は考えています。

さて、死亡保険に加入するとして、加入する保険は掛け捨ての定期保険がお勧めです。

死んだら必ずもらえる終身死亡保険は利率が低いので、資産形成のためには余りお勧め出来ません。

掛け捨ての定期保険(死亡保障2,000万円)であれば10年加入で30代であれば4,000円程度で入れる保険が沢山あります。

このようにして保険を見直すことで簡単に月数万円のお金が節約出来ますので、それを(強制積立で引き出しにくい)貯蓄に回すか、今後ご紹介する商品で運用すれば5年後にはかなりの資産が残っているはずです。

次回は資産運用に役立つ商品をご紹介します。

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